お姉ちゃんがなくなったとき②/閲覧注意
姉は意識もない状態(端からみると、でも、母が注射を指したとき泣いていたからいたいってかんじるんだと思うと話してくれました)で、8ヶ月目の5月の日のなくなりました。
その日は次の日が休みだったからか、父とよるに会いにいって。
で、交代で、病室にいて。
私は少し寝させてもらおうと、病院の敷地の誰もいない真っ暗な宿泊棟に一人でいって、布団をしいて寝ていました。
これが、不思議なんですが笑
ものすごく怖い病棟だったんです。
母と妹と言ったとき。
肝試しできそうな感じ。
なのになんでかこのとき、いくつかある真っ暗な部屋のひとつで寝ていたんです。
で、寝ていたら、小さい可愛い声で
「鳴ってるよ!鳴ってるよ!」
って聞こえて、目を覚ますと携帯が鳴っていました。
でてみると、父で、
「お姉ちゃんが、、」
というので、いそいで病室にもどりました。
電子音がぴーぴー鳴っていて。
ただ、お姉ちゃんのくっついてました。
ピーと音が続きっぱなしになってお医者さんからの言葉がありました。
朝方でただ、ぼーっとしてて。
父が病室をでて、みんなに電話をかけにいって少しして。
看護師さんが入ってこられて、
「お姉さん何かおきがえされますか?それともこちらのままにされますか?」
ときかれ
よくわからず、えっ、この浴衣のまま最期までいくってこと?っとてんぱって
なにももっていないのに
「着替えさせます」
と答えました。
「わかりました。」
といわれて、なぜかそのとき自分が着ていた白いTシャツかなんかとお気に入りのブルーのズボンを姉にきせました。
そんな姉をみていたら、死んでいるのが姉なのか自分なのかもよくわからなくなってきました。
そうこうしているうちに慌てて母と妹が到着してので案内したのですが、
着るものがなく病院の浴衣を着ている私にぎょっとして。
私の服を着ている姉をみて、二人とも少し混乱しているようでした。
そんなこんなで、よくわからないままにお通夜とお葬式がおわり。
姉に伝えたことは
「ごめんね」
だけでした。
そのあと病院からの説明や裁判するのかどうなのかやいろいろと話はありましたが、それは個人個人が自分の心身の状況にあわせてこうしたいと思う事をすればいいことで、他人がどうこういうことではない。
余談ですが、今はこういう人相手にしたくないなって人たちが(基本くるものこばまず去る者追わずだったのですが)ものすごく浮き彫りになりました。
何この人?ってびっくりするくらい、全然他の人たちと違うことをしてたw
去年、ちょっとした、挑戦に参加するかどうするかってとき、その挑戦するグループにある人がそのタイミングで入ってきて。
名前をみてびっくりしました。
姉と同性同名でした。
じゃあ、やろうかなって参加して、そこで、実際何かをしたわけではありませんが、その一歩から歩くみちが変わってきたように思います。
もうずっと地球上にいるんですよ、みんな。
昔の人も未来の人も今の人もみんなごちゃまぜ。
小さいラグのなかで生きている
仏様でお線香がごちそうならお線香焚く。
一緒。
大好きなモンパチのLoveSongにあるように
夢を語る君の輝く瞳の中に僕がいる
そういう人たちと生きていく。
ありがとうございました。