どんなときにも笑える時間があったんだ😊😊😊
私は子供の頃終戦記念日の8/15にとても苦手でした。
夏休みのテレビが戦争の特集で、目にすると
その夜は大抵
自分の家の窓から空襲を受けて火事になっている家が見えるという夢や
自分の家の屋根の上を攻撃している飛行機がブンブン飛んでいるという夢
そんな体感を伴っているように感じる、ほとんど本当に起きている感覚の恐怖で全く寝られない(今思うと寝ていたのか、なんだかよくわからない)で一晩中冷や汗ザワザワしている時間を過ごすということが数年続いていて。
とても怖かったです。
そういう話をきける土壌が全く自分の体にはありませんでした。
そんな私だったので白黒写真とかもなんだか怖かったです。
で、末娘ちゃんの妊娠がわかったとき。
とってもとっても産みたかったけど、本当にやっていけるのかなって不安で肚が決まらない
そんなとき、たまたま見たこのこうの史代さんのこの本だったか、違う本だったかのレビューの中に
https://amp.natalie.mu/comic/news/274229
ある年輩のかたのお話があって。
その方のお母様が広島の原爆が落ちて2,3日後かにそのあたりに5歳と3歳のお子さんを連れてお腹にその年配の方を妊娠した状態で疎開のために電車で里帰りするためにいた(多分その土地の深刻さというのかはまだ人々に伝わっていなかったのか、でも、目の前の光景は、、、ですよね)と言う記述を拝見しました。
物凄く驚いて。
ちょうどまさに上の子たちの年齢も近く、体感も近いその感じで、そういうことを体験されてる方がいたんだと(そういう方々が沢山いらしたということは想像できるのですが、まさに自分の体感そのものに近い感じということが自分としてはドンときました)
で、その方はお母様はいつも楽しそうに笑っていたみたいに回想されていて、そのお腹の中のその方も今も元気です!とレビューされていて。
なんかその大変だと思われる時代(自分が思う以上のご苦労はあっただろうということは重々重々承知の上で)に笑ってる人がというか、笑える一時があったんだ、ということに気がついたときに、なんか大丈夫な気がするかもって、思いました。
乗り越えてやるとか強い母ちゃんになってやるとかそんな勇ましい感じじゃなくて(笑)
怖がらなくても、大変かもでもやっぱりきっとその中にはわー楽しい!ってことや普段の笑いもあるよね、て思いました。
何かに取り組むとき我慢でやり抜く、は私にはやっぱり無理です。
そんなことを思い出しました。
ありがとうございました😊