備忘録的な🎵大岡昇平『野火』
先日、夜、ふと起きて、テレビをつけてみたら100分で名著という番組がやっていました🚀
ぼっーと見ていたら、自分の持っていた感覚を言葉にしてくれたような気がしたので書いてみます。
(本を読んではいません)
フィリピンの戦場で、もう、戦えなくなった田村さんがいて、上司から一人で病院にいって、受け入れてもらえなかったら、手榴弾で自決しろといわれて送り出されます。
お芋5,6本もらって。
で、その途中、田村さんは
死ぬまでは本当に自由なんだと感じて、はじめて草花や木を見て生き生きとした表現言語でそれらを感じます。
その素晴らしい自然を感じて、俺はもしかしたらものすごく恵まれている、いた?んじゃないか?みたいな感じを受けます。
で、田村さんは圧倒的にインテリさんでそのときの位は一番したっぱ。
で、世間に順位があるなら、この病院に向かうとき、田村さんはもうもしかしたらもうすこしだけかもだけど、本当の自由なんだ。と。
で、私は、あ、この感じは私だと思いました。
世間の順位にはもう昔から、子供の頃から混ざれない。
だから、どういう扱いになってもしかたがない。
でも、だから、こそ、本当の感じを感じられる。
ものすごく怒って、こてんぱんにされても仕方がないと、というより、そんなことも思い付かないくらい怒ったとき、それらは受け入れてもらえた。
この話で一人で夜星をみてる田村さんが昔の彼女さんのことを思い出していて、自分からはなれたけど、その前に自分にはてが届かないと感じて、こがれた?かなんかそんな話で。
自分は生きたいと今、戦場のかたわらで思っているが、本当はもう死んでいて、だから生きるということに憧れているのかもしれない、本当は死んでいるのかもしれない
というのも妙にしっくりきて。
よくいう死ぬ気でやればなんでも出来るというけど、そんなの誰かが誰かにいうための言葉で。
もう、自分はあのとき死んでる。
だから好きにやっていいよ。
そんな感じがいいなぁと思いました💞
田村さんが肉体は滅んでも分解されて、この地球上で元素となって生き続ける。
私は昔は本当、元素位の影響力、小ささで生きていたかった、そんなことふと、思い出しました。
ありがとうございました~💞